ミステリアスな王子が岳の修験場
「王子が岳の修験場にミステリアスポイントがある。」と地元の人から聞き、それを確かめに行きました。
王子が岳は昔、修験道の聖地でした。
秋晴れの青空が美しい日に王子が岳に登りました。
この日、チャレンジワークで児島支所で働いていた児島中学校の2名も一緒に登りました。
30分程険しい山道を登ると修験場に着きます。
この山道は見晴らしがよく瀬戸内海が見えます。
険しい道ですが、後ろを振り返ればキラキラ輝く瀬戸内海と青い空があり、心が癒やされます。
山側は王子が岳特有の大きな岩があちらこちらに見えます。
海も山も楽しめる山道です。
歩いて最初に見えてきたのは石門です。4本の石柱が立っています。修験場の入り口です。
ここからさらに登ると途中、瀬戸内海を眺める位置に謎の石塔がありました。1つ目のミステリアスポイントです。
さらに進むと2つ目のミステリアスポイントに出会いました。
不動之窟と呼ばれる修験場です。
岩に掘られたもので中を除くと広い空間がありました。
ここで修行をしていたのでしょうか。
ここからさらに歩くと3つ目のミステリアスポイントがありました。
よく見ないと気付きません。
ヒントは、はしごの上の辺りに何かが描かれています。見つけられますか?
写真をアップにすると・・・岩に仏画があるのが見えます。
この仏画は不動明王像です。登山客はここを通ると必ず手を合わせるそうです。この仏画の下は絶壁になっています。
なぜこのような絶壁に仏画を書いたのか、どのように書いたのか謎に満ちています。
長い年月で形がぼやけていますが、不動明王の像が描かれています。
ここまでの道のりは険しく、元気いっぱいの中学生も思わず「えらい(苦しい)」と言っていました。
ここは初めて来るようで、山からの景色を楽しんでいました。
謎だらけの修験場を抜けると見晴らしのよい頂上にでます。
瀬戸大橋の全景が見える絶景ポイントです。
みなさんも是非、この修験場を登ってみませんか。
意外と知られていない隠れミステリースポットです。
私達は児島唐琴町の旧王子が岳国民宿舎の西から登りました。王子が岳パークセンターから下りる道もありますよ。
最後に…このような謎の石像にも出会いました。
行かれる方はどこにあるか見つけて見て下さいね。