「着物でそぞろ歩き」お誘い…倉敷川畔で観月会~立ち待ち月~
9月21日(土)倉敷観光コンベンションビューローの主催により、平成25年度 第1回「着物でそぞろ歩き」お誘い・・・倉敷川畔で観月会~立ち待ち月~が、倉敷美観地区で開催されました。
14時から倉敷館観光案内所2階に、着物をレンタルされた方、ご自分の着物を持参された方が集まり、スタッフが次々と着付けしていきました。17時半からは、着物を着て来られた方を含め総勢30名がいつもとは違った自分の姿に感嘆の声を上げながら、美観地区散策に繰り出しました。

美観地区の散策に、出発

なまこ壁の説明を聞き入っている参加者

2班に別れての散策・・・行き交う着物美人たち。
仕草も優美です。

つくり酒屋さんの玄関先の杉玉を珍しそうに見る参加者
18時半から、倉敷館観光案内所1階で、倉敷市児島の「倉敷みのり会」による尺八・三味線・唄のミニコンサートがあり、参加者はその歌声に聞き入っていました。

「みのり会」の方による民謡披露
19時からは、夜の川舟流しがあり、船頭さんの生唄のおもてなしと船上から眺める昼間の美観地区と違った景色を堪能しました。
いよいよ観月会の始まりです。十五夜から数えて2日目の月は、日没後、少し立って、待っている間に月が上がるところから「立待月」と呼ばれています。参加者は二胡の音色が流れる中、お月見だんごとお茶をいただきながら、月の出を待ちました。

素敵な演奏と美観地区の夜間景観照明
20時過ぎには、綺麗なお月様が倉敷川の対岸の町家の屋根の間から見えてきて、参加者から歓声がこだましました。
参加者の方々には盛り沢山の楽しいひとときを過ごしていただきました。
「昼間とは違う、ほんのりと月に照らされた幻想的な倉敷川を、川舟に乗ってゆったりと眺める事が出来てとても良かった。又、このような機会を作って欲しい」など、喜びの声を多数いただきました。
次回は、来年3月の「ひな祭り」の時期に開催を予定しています。