第28回下津井節全国大会が9月28日(土)、29日(日)倉敷市児島味野の児島文化センターで開催されました。岡山県の代表的な民謡・下津井節の歌い手ナンバーワンを決めるもので、28日には岡山県を中心に香川、兵庫など10府県から男女163人が出場し、高年、青壮年、少年少女、舟歌調の4部門で予選が行われました。
出場者は、三味線や尺八の伴奏にあわせての迫力ある熱唱で33名が当日の予選を通過しました。
翌29日は、午前中に準決勝があり、決勝には13人が進出となりました。準決勝の後、地元下津井中学校伝統芸能部及び下津井華童子のメンバーによる「とこはい下津井節」や「MATSURI」の演舞が行われ、13時から決勝大会となりました。
13人の歌い手は港町の情緒を伸びやかに歌い上げ、夏木利明さん(62才)=兵庫県姫路市が男性初の総合優勝に輝きました。
・高年の部では 江口力蔵さん(倉敷市)
・青壮年の部では石田陽子さん(兵庫県宍粟市)
・舟歌調の部では宮原義文さん(倉敷市)
・少年少女の部では岡部祐希さん(兵庫県)
以上の方がそれぞれの部門で優勝しました。
下津井節全国大会会場の児島文化センターホール
準決勝の後、地元下津井中学校伝統玄能部及び
下津井華童子のメンバーによる演舞
各賞のトロフィー
高年の部で優勝に輝いた江口さん(倉敷市)
高年の部で3位に入った三宅さん(倉敷市)