玉島溜川での光のイベント(輝けるTAMASHIMA湊星)
備中地方の拠点として栄えた「玉島」の歴史は、江戸時代、備中松山藩主の水谷公が新田開発を行い、港を開いたことから始まります。かつて高瀬舟の発着場としてにぎわいを見せた玉島港、羽黒神社、新町の町並みなど、歴史を感じさせる懐かしい町です。
この町で、今年初めて「輝けるTAMASIMA湊星(みなとぼし)~光でつなぐ、心をひとつに」が、開催されました。これは、玉島青年会議所の皆さんが、この玉島の発展と、子供達の未来を願い企画、開催したものです。通町商店街では、玉島少年少女合唱団の歌声を聞いたり、ヨーヨー釣りを楽しんだり、子供達にとって最高のひと時となりました。
この日は、朝は雨が降っていましたが、当日本番頃には雨もあがり、玉島図書館前の会場にたくさんの方が来られていました。家族連れの方も多く、小さい子供達もこのイベントに参加しており、「湊星」と名付けられた発光体の入ったカプセルを購入し、銘々が、カプセルの外側にドラえもんの絵やイラストを描いたり、願い事を書いたりしました。
子供達が絵を描いて自分だけのオリジナル「湊星」を作りました。
完成した「湊星」を男の子も女の子も力いっぱい溜川に投げ込んでいました。

「湊星」を溜川に投げ込んでいます。
その後、投げ込まれた2000個の「湊星」を会場付近の水面に一旦ため、午後7時すぎにいっせいに放流しました。
思ったより流れが速く、20分もしない内に映画「ALWAYS三丁目の夕日」のロケ地になった「港水門」があった所まで固まったり、散らばったりしながら流れていきました。
夜の川面にピンクや黄色など色とりどりの光が浮かび、口々に「きれいだな。」と言う参加者の声が聞こえてきました。この後回収された「湊星」は参加者に配られ、一旦放った「湊星」が皆の元へ戻ってきました。
来年も「湊星」を見たいですね。