第43回 倉敷天領夏祭り パート2
勇壮な天領太鼓が終わって、いよいよ倉敷天領夏祭りのメーンの踊りコンテストの始まりです。
軽やかで元気な伊東香織倉敷市長の開会宣言が始まり、歩行者天国となった車道に、
大勢の踊り連が、そろいの浴衣で集まってきます。
聞けば、地元企業などから44団体約3400人が出場されたそうです。
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主会場の倉敷中央どおりに作られた、舞台上の、コンテスト審査の方々。
毎年のことですが、そろいの浴衣や法被のずらりと並んだ背中の美しさに見惚れてしまいます。
赤い前掛けの連なりもとても美しく、シャッターを押す手に力が入りました。
今年初参加というフラダンスチームのグリーンのドレスも、浴衣とはまた違った趣がありました。
圧巻は各大学のチアガールの方々の演技でした。常に笑顔を絶やさず、高難度の演技も軽々とこなされる、
溌剌とした姿に、感嘆しきりで、沿道の観客の拍手は、嵐のように鳴り響きました。
彼女たちの躍動感をもらったかのように、「OH!代官ばやし踊り」の面々も、すっかり日の落ちた会場を、
生き生きと踊っていかれました。
元気溌剌とした若い人々の多い、「OH!代官ばやし踊り」も滞りなく踊り終え、審査発表のまえに、
審査の大役を終えられた新しい倉敷小町の皆さんが、踊り連、沿道を埋め尽くす大勢の人の前で、
紹介されました。この一年の新たな倉敷小町の旅立ちです。沿道からも、割れるような拍手で
新しい観光の担い手を祝福していました。
そしてまた来年、このお祭りがさらに盛り上がりを見せてくれることを願いながら、
皆さんこの場を立ち去りがたい様子で、いつまでも倉敷の夜を楽しんでいました。