マビ昭和館
5月のはじめ、月に一度しか開かないというマビ昭和館に行ってきました。
昭和のオールドカー、アンティークコレクション、だんだん遠くなる、昭和という時代に、
タイムスリップさせてくれる懐かしい品物が目白押しだと聞き、胸躍らせながら車を走らせました。
吉備真備の郷の看板も郷愁を感じさせられるマビ昭和館の前には、フィギュアスケート銅メダリストの、髙橋大輔選手や、
ボクシングの清水聡選手の凱旋パレードに使用されたオープンカーが、どっしりとその威容を誇っていました。
館内には、昔懐かしい3輪トラックや、旧式の車が所狭しと並べられていました。聞けば館長さん直々、毎日のように車を磨かれるとか。
車は新品のようにピカピカに光っていて、車検も取ってあるので、いつでも乗れるのだそうです。筆者の腕の悪さで、すべての車を写す事が
出来ませんでした。(倉庫なので、日の当たらないところはぶれてしまいました)車に詳しくない筆者でも、昔の名車ということぐらいはわかる
車たちが、いつでも出動できるよと、待ち構えているようでした。
オープンカーと、高橋大輔選手。これは写真を写させてもらいました。 清水選手。運転されているのは、館長さんだそうです。
オープンカーが必要なときは、館長さん直々に、どこまででも運転して行かれるそうです。乗ってみたいと思われる方は、
お問合せ先:086-698-0809に相談してみてください。
二階にはそれこそ昭和生まれの人たちには、古き良き(!?)時代を髣髴とさせずにはいられない、懐かしい道具たちが、それこそ所狭しと
並べられていました。筆者にはみな見覚えのある懐かしいものばかりでした。アイスキャンディ売り、今にも鉦が聞こえそうです♪
お酒の中身もあるのかどうかは聞きそびれましたが、
いろいろな壜が興味を引かしてくれました。
二階の奥の部屋にあるここは、小さい男の子から、大人まで
夢中になった覚えのあるミニカーがずらりと並べられていました。
ウルトラマンや、ガンダム、などなど、昔懐かしいテレビのヒーローの人形もたくさん集められていました。
松山容子のこの看板は、ずいぶん長い間、使用されていましたね。
今はパソコンのキーボードで打っていますが、もっとこの
英文タイプライターで、勉強しておけばよかったと思わされます。
とにかくまだまだ懐かしい玩具から文房具、台所用品と、昭和時代を過ごした筆者には懐かしいものばかりで、しばらくその場を
動けませんでした。また、老年になってカメラに凝り始めた者にとって、ため息の出るカメラの陳列も、見逃せません。
昭和が決して良き時代だけではなかったことは否めませんが、戦後の復興の活気ある高度経済成長の中で、次々と現れては消えて
いったモノたちが、一堂に会しているような、このマビ昭和館は、車好きだけでなくとも、一見の価値ある館だと思います。
ぜひ皆さんも一度訪れてみてください。
残念なことは、多忙な館長さんなので、月初めの第一日曜日しか開館しないとのことですので、月に一度の日曜日を計画して、
来訪してください。その収集力だけでも感動されると思います。
真備では有名な金田一耕助に登場するおまわりさんが乗る自転車も見かけました(*^_^*)