種松山西園地では、ろうばいの花がふっくらと開き始めました。
ろうばいは、真冬に花を咲かせる花木の一つで、花びらは分厚く、ロウソク細工のような質感の花が特徴です。
辺りには、甘い香りが漂い、冬の寒さの中にほんのりとした温かみを感じさせてくれます。
中には満開の花を付けた木もありましたが、およそ7部咲きでした。
これから1~2週間ほど、見頃が続きます。


黄色のろうばいの花


青い空に、黄色い花が映えます。


花は下向きに咲きます。
種松山西園地は、山頂(標高258m)から南1キロのところに位置し、そこから望む景色は素晴らしく、南西の方角に水島コンビナートを見ることができます。桜,梅,バラ,あじさい,サザンカなど、たくさんの花木が植えられ、一年を通して四季折々の花を楽しむことが出来ます。


サザンカも色鮮やかに咲いています。


種松山から望む景色。奥に水島コンビナートが見えます。
園内には、親子連れに人気のアスレチック遊具のほか、日本庭園もありますので、訪れた際は、花や眺望を楽しみながら、のんびり散策してみてください。
倉敷駅北口にある倉敷みらい公園でも、ろうばいが植えられています。
こちらはまだ蕾が多く、もうすぐ見頃を迎えそうです。


倉敷みらい公園のろうばい。蕾をたくさん付けています。