街中オブジェHappy New Year!
倉敷芸術科学大学の芸術学部デザイン学科カスパー・シュワーベ教授と同学科空間プロデュースコースの学生たちによるオブジェが天満屋倉敷店南側壁面と倉敷路地市庭会場を飾っています。
天満屋の作品は、星のマークを天井からつり下げている立体的なデザインで「Happy New 2013」と記しています。「幸多き新年になりますように。」という願いをこめ、星マークを選ばれたそうです。シュワーベ教授はスイス生まれで日本の文化に興味を持ち、主に空洞化する町の中心地の空間をコミュニティー化するためのプロデュース法を考えるなどの具体的な取り組みも行われているそうです。
倉敷路地市庭には、竹のオブジェが設置されています。日本の文化を象徴する竹を200本使用し柔らかな曲線を巧みに生み出しています。伝統的な日本家屋の形をイメージし表現されたそうです。「人」と「社会」と「情報」をリンクさせ、現代に求められる空間を育てるというテーマで制作された竹のオブジェは、美観地区の雰囲気に合っていました。
倉敷路地市庭の会場では、毎週土曜の午前9時から午後3時まで県内の季節の野菜や果物、乾物などの15店が並び販売しています。そこにアート作品が加わり、街中には今年もよりいっそう皆様に、快適な時間を過ごしていただけるよう、おもてなしの心が感じられました。
「倉敷路地市庭」で販売されていた畑から採れる食材を活かして
作ったラスクやクッキーなど。
現在、天満屋倉敷店南側壁面のディスプレイはバレンタインデーに向け、ハートマークのデザインも加わり、2月15日まで設置される予定です。また倉敷路地市庭会場の竹のオブジェも3月頃まで設置される予定です。皆さま、ぜひ倉敷へお越しください。