1000人の金田一耕助 in 2012
平成24年11月24日土曜日、恒例の倉敷市真備町で「1000人の金田一耕助」というイベントが始まりました。
去年と同じく、出発は清音駅でした。まずは参加者皆さんで記念撮影です。
今年は参加者も大分増えて見えました。その分テレビカメラなどマスコミの取材も増えていたように思いました。
素人のボランティアリポーターは気が引けて、隅っこから写させていただきました。
年ごと横溝正史、金田一耕助のファンも増え、大々的になっていくようです。
最初は金田一耕助の衣装の方々だけで記念撮影。
次にさまざまなキャラクターのコスプレの皆さんと。中には生後間もない赤ちゃんも着物に袴を着て、本格的な赤ちゃん金田一でした。
去年は参加できなかったが、一昨年参加したと言われるダックスフント金田一さんも、
手作りの帽子を新調して、抱っこされて参加です。
もちろん着物に袴は一昨年と同じばっちり決まっていました。
去年は一緒に写真を撮って歩いたこの方は、しっかりコスプレをして、役になりきって歩いていらっしゃいました。
この紋は百円ショップで買ってアイロンで張り付けたものだとか…♪
歩行者天国の旧川辺橋を渡る金田一耕助一同。
橋の上で、去年お話しした濃茶のおばばさんと。今年は娘さんと
一緒に参加されたとか。巫女役が板についた娘さん♪
対岸の橋の上では、プロ・アマ・テレビ取材の方たちのカメラがずらりと待っています。
中には観光コンベンションビューローの方も、見るだけでなく、参加してみたと・・・♪
ピンクのワンちゃんのぬいぐるみを持っている方に尋ねてみると、犬が手首を加えて、死体を発見する場面を再現するために、と笑っていらっしゃいました。何とものどか(*^。^*)
この方は巴御寮人さんなのでしょうか。大阪からやってきたと・・・♪
美しい着物の足元はブーツでした。
長距離を歩くので草履はバッグの中に入れているとのことでした。
良御崎神社。ここには体操で有名な監物選手のおばあさんが奉納された金五拾円の石柱を見ることもできます。
銀杏の木も見事に黄葉しています。
地下道をくぐると整備された道が一直線につづきます。 終始案内、誘導してくださる赤いマイクの金田一さんがみなさんを集めて、
地元の有志の演技者がいよいよ登場する場面を説明されます。交差する東の農道から若いおまわりさんの登場です。
そして縁石には、物語の冒頭の三本指の男が座っています。撮影する人は写真を撮ってくだ゛さいとのリーダー金田一さんのお勧めです。
舞台はおなじみの三本指の男が道を尋ねる一杯飯屋川田屋です。そこに一柳家の御当主が通りかかります。ところがなんと、その人力車で、伊東香織倉敷市長金田一耕助が登場には、皆さんアッと驚かされました。そしてやんやの喝采いです。
着物も袴も何かすっきりした新品で、よれよれの去年の伊東金田一さんとはちょっと趣が違います。
市長さんの説明によると、このイベントに参加されると聞き、ジーンズの本場、児島の方たちが、
ジーンズ生地で衣装を誂えてくださったそうです。ここでしっかり児島の地場産業をアピールし、
児島では、真備町の宣伝をしっかりされる、まさに生きた広告塔かもしれません。
市長自ら倉敷の観光もされる倉敷一番のスターですね。全国から集まって下さった参加者の皆さんにも、市長の心意気、しっかり伝わったことと思います。倉敷をよろしく♪
ここですっかりリラックスした皆さん、小休止をとった後、市長さんを中心に、川田屋、三宅酒店を背景に記念撮影です。
去年はすっかりアイドルになった小さな金田一さん、今年はとても恥ずかしがって、皆さんの中に入るのを嫌がられたのですが、
この時はじめて、本当に隅っこに立って、記念撮影をしていました。
それぞれ名演技を楽しまれたり、市長さんと記念撮影されたりと、本当に楽しいひとときを過ごされていました。
大池のそばを南に下ると真備ふるさと歴史館があります。ここでは美味しいおぜんざいを食べながら、、紙芝居「楽しかりし桜の日々」
を見せていただきました。ここで一応解散となります。川田屋からここまで皆さんと一緒に歩かれた伊東市長とも、ここでお別れです。
しかし、まだまだゴール川辺宿まで、歩く人も大勢でした。
川辺宿に着かれた皆さん。ここからまた夕食を食べながらの楽しいイベントがあるようで、それに参加する方は、今来た道を
また辿って行かれるようでした。また来年、ぜひお会いしたいものだと願いながら、筆者は帰路に着いたのでした。
まだまだ楽しい写真がたくさんあるのですが、これ以上は入らないようなので、皆さん是非、この楽しいイベントに参加してみてください。
きっと横溝ファンでなくとも、満足していただけることうけあいです。
倉敷観光WEBのイベントページのアドレスをリンクしておきます。
ぜひ覗いてみてください。
そしてまだまだいろいろあるこの真備の歴史を知り、新しい魅力を見つけに倉敷にいらしてください。
お待ちしています。