爽やかな秋を迎えました。
美観地区の倉敷川畔では、萩の花が咲き始めました。まだまだ沢山の蕾を付けている株もあります。
すべて満開になると、どれだけ綺麗だろうと期待が膨らみます。

川面に垂れ下がる紅萩

今橋の前でゆれる萩の花と優雅に泳ぐ白鳥

大きな白萩の株には、たくさんの蕾
花は、白萩と紅萩と2色あり、それぞれ小さく可憐な花びらを付けます。柔らかな風に吹かれ、一層涼しさを感じさせます。

大きく花開く紅萩

花びらは小さくても可憐な白萩
川面には、白壁の町並みが写り込み、両岸の犬走りに咲く花が、歩く人の目を和ませています。足を止めて眺めている方々が、多く見受けられます。「綺麗に咲いてるね。」「周りの雰囲気と合って絵になる。」などと言いながら、しきりに写真に収めていました。

シャッターを押す観光客
萩の花は、マメ科ハギ属の野草です。秋の七草のひとつで、7月~10月に花期を迎えます。日本のほぼ全域に分布している、親しみやすい花です。倉敷川畔では、備中山萩と、山萩を見ることができます。
川面へ枝垂れる萩を上から見るのもよいですが、川舟に乗って下から眺めるのも、風情があって素敵ですよ。


川舟に乗って萩鑑賞
早秋の、涼しさを感じ始めた倉敷美観地区。お越しの際は、是非、萩の花をご覧になってみてください。