真備町に横溝正史像など設置
作家横溝正史は、昭和20年4月、東京から岡山県吉備郡岡田村字桜(現在の倉敷市真備町岡田)に疎開。3年余に及ぶ疎開生活の中で、地元の人々と交流し、数々の本格推理小説の傑作を生みます。金田一耕助シリーズ第1作の「本陣殺人事件」もこの地で執筆されました。
平成24年9月26日、横溝正史誕生110年を記念して、倉敷市真備町に、横溝正史像、小説「悪魔の手毬歌」に登場するおりんさん像、「悪霊島」の巴御寮人像の2体の金田一耕助シリーズキャラクター像が設置されました。
横溝正史像の設置個所は、横溝正史疎開宅の庭、おりんさん像は岡田大池北側の土手、巴御寮人像は川辺宿駅口交差点の歩道です。
除幕式は、午後1時から行われ、主催者の「巡・金田一耕助の小径」実行委員会(倉敷市、倉敷観光コンベンションビューローなどで組織)の長谷川立二会長は、「これらの像により真備町に訪れる方々が増えることを期待している。」と話しました。
キャラクター像については、昨年度に、金田一耕助像、小説「八つ墓村」の森美也子像、「獄門島」の了然和尚像の3体が真備町内に設置されており、今回で合計6体となりました。
このほかに横溝正史誕生110年イベントとして、コスプレイベント1000人の金田一耕助、「巡・金田一耕助の小径」大学などが開催されます。
詳しくは、倉敷観光WEBをご覧ください。