種松山野草園でヒゴタイが咲いています♪
倉敷市種松山の野草園にヒゴタイが咲いています。
ヒゴタイと言えばルリモンハナバチを思い出します。さっそく種松山に駆けつけました。
この日はルリモンハナバチはいなくて、代わりのようにイチモンジセセリが吸蜜していました。
ルリモンハナバチを待っている間に、野草園の中の花たちを探索することにしました。まずはおりから訪れていらっしゃった
野草園の主のような方たちの一人、Nさんから、シコンカラマツ(左)を教えていただきました。右は黄色も鮮やかな女郎花。
そこはかとない秋の訪れをすこーし感じながら、瑠璃色も美しいルリモンハナバチのとまった姿を思い出してうっとりしたものです。
ここにもヒゴタイが・・・。 これは野に咲く可憐なキキョウ♪
これはまた、ごつごつした岩のような木の株にトノサマバッタが鎮座して、やはり秋の気配を感じ取っているのでしょうか。
野草園はなかなかの山の中ではあるのです。山と山とにはさまれた、谷底のようでもありますが、
整備された車道がなければ、起伏のある本当の山の中なのです。そこを切り開いて、山野草を愛する人々が、
絶滅危惧種のような野草を守っておられるのです。
そこにはいろいろな昆虫も集まってきます。珍しい蝶々も♪
街中ではちょっと見られないヒョウモンチョウです。
名前がちょっと可哀想なへクソカズラ たくさん咲いている鬼百合 八重がちょっと珍しかった、キキョウでしょうか。
幼い昔が思い出される赤のまま オモダカ 宵待ち草 西側から見た夏の野草園の湿地部分です
そしてここにも咲いていました、水辺のサギソウ。
総社市のヒイゴ池でも、たくさん咲いていましたが・・・♪ ちいちゃくて、遠くてなかなか撮るにはむすがしぃ花です。
可憐なサギソウに比べると、ちょっと毒々しい鬼百合と、いかにも暑い夏の花、ヒオウギ♪葉っぱが本当に扇のようです。
夏草に覆われた湿地帯(?)には、高砂ユリヤ鬼百合の中に、女郎花が咲き始めていました。
東屋のある東側から見た野草園。これからはカリガネソウやフジバカマなど、秋の花が咲き始めます。
そしてそして、今年もまたアサギマダラが訪れてくれることでしょう。
ルリモンハナバチも、アサギマダラも、ただただ待つのみですが・・・。
空を仰ぐと真っ青な空の中に真っ白な入道雲が、もくもくと顔を出していました。
まだまだ夏の盛りの野草園ではありました。
ルリモンハナバチの気配も感じられないので、たくさんの花を写せたことに満足して、帰路につきました。
みな様もぜひ野草園のサギソウや、珍しい花、昆虫などを愛でにいらっしてください。
種松山は夏も楽しめます♪