「植物園を楽しむ会」~サギソウと昆虫観察を楽しむ~in 重井薬用植物園2012
サギソウと昆虫観察を楽しむ定例観察会「植物園を楽しむ会」が8月12日、
重井薬用植物園(倉敷市浅原)で開催されました。
夏休みということで網や虫かごを持って昆虫採集する子供達や、植物の名前をメモにとったり、
写真を撮影したりする老若男女が大勢参加し、薬用植物園が賑わいました。
倉敷駅から北に車を走らせR429の平田交差点を左折し、総社方面に向かいます。
一つ目の信号を左折し、県道469号線を走ります。
少し細い道になりますが植物園駐車場があります。
車を降りて、植物園に入り、温室まで行くとすでにたくさんの人が集まっていました。
皆、思い思いに温室内の植物を観察したり、名前を聞いたり、写真を撮ったりと
楽しんでいます。
今日の講師は倉敷昆虫館 館長 岡本忠氏です。
大きな網と昆虫採集用の白い布製の受け皿で茂った枝を棒で叩き、
昆虫が落ちてくるのを受け止めます。
なにやら小さな虫たちが白い布の上に落ちました。こども達が目を見張っています。
サギソウ担当は植物園園長さん。丁寧な説明でどこに咲いているか一つづつ説明してくれます。
この日は残念ながらサギソウはつぼみでしたがちょうど今頃(25日頃)が咲き頃でしょうと
案内してくれました。この週末が見頃です
ツメレンゲ ユウスゲ(ユリ科) タンギリ(大豆の原種) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
採取した昆虫もいろいろ。童心に返り夢中です
8月19日(日)には文化講演会「重井薬用植物園の昆虫」がはぁもにい倉敷(倉敷市羽島)で
行なわれました。
重井薬用植物園の昆虫相の解明を目的に実施された昆虫生息調査の報告でした。
カワラナデシコ(河原撫子・大和撫子)を発見!!
今をトキメク「なでしこジャパン」を思い、どこからか「ジャパン!ジャパン!」コールが。
カメラ持参者は皆、足が停まり、シャッターを切った瞬間でした。
秋の七草の一種です。
こちらの植物園には80種類を越える絶滅危惧植物が生育しています。
毎月一度定例観察会が行なわれています。
これからの季節、サギソウをはじめホソバヤマジソ、ハマカンゾウ、タヌキマメ、リンドウ、ナンバンギセル、
クサヤツデ、ノジギク、マルバノキなどなどたくさんの花々が咲きます。
倉敷観光に来られた際には是非、お立ち寄りください。
予約制です。詳しくは
http://www.shigei.or.jp./herbgarden/ (医療法人 創和会 重井薬用植物園)
服装:虫さされやヘビ 除け、けが防止のため、長袖シャツ、長ズボン、スニーカー(ゴム長靴、登山靴を推奨) …