新渓園・遊心亭で首里織りを♪
平成23年10月28日(金)10時~12時まで
「首里織りについて」という演題で、浅井正次氏が講演をされます。
木耶ラ様の紹介で、新渓園で開催されます。
木耶ラ様の紹介文を掲載いたします。
次回に予定しております、講演のご紹介をさせていただきます。
なかなか倉敷では直接見ることができない人間国宝などの作品の講演会と展示会を企画しております。
途絶えさせたくない貴重な作品を多くの方にご紹介し未来へとつなげていきたいと思っております。
着物がお好きな方には驚かれるほどの作家の方々の作品です。
美しいキモノ 着物サロン 家庭画報でもお名前が登場いたしますが、浅井エージェンシーの浅井氏が沢山の資料をおつくりになりご持参なさいます。
講演会 「首里織について」 浅井正次
2011年10月28日(金) 新渓園
講演 10:00~12:00 受講料 3,000円(豊富な資料をいただけます)
展示会 13:30~17:00 無料
「首里織」は、海外貿易で南方からもたらされた「絣」と、中国から取り入れられた「紋織」の技術が合わさり、上流階級や士族の女性に織伝えられました。
琉球王府解体や対戦によって、一時は途絶えたものの、わずかな資料などから、宮平初子さんらを中心として復興を果たします。
数ある中から当時復元された七技法が、首里の織物として継承されています。
首里織の技法は、仕上がりの製織「紋織り」と「絣」に大きく分けられます。
紋織りは、表地に織り出された浮き糸で、絣は、縦糸と緯糸の織り合わせで、模様を表現します。
模様によって異なりますが、意匠設計に始まり、染色前の縦糸と緯糸の下準備、絣括り、糸染めなど、首里織は、製織までの工程にも大変な技術と時間を必要とします。
模様によって異なりますが、意匠設計に始まり、染色前の縦糸と緯糸の下準備、絣括り、糸染めなど、首里織は、製織までの工程にも大変な技術と時間を必要とします。
花織 花倉織 花織手巾 道屯織 諸取切 煮綛芭蕉布
これらの説明を資料をお渡し講演してまいります
浅井氏が参考品としてご持参になりお見せいただく作品
裂地17種類
首里手縞着物
宮平初子(沖縄県無形文化財保持者) 花織手巾織着尺
平良敏子(重要無形文化財保持者) 煮綛芭蕉布帯
お昼からの展示会の展示作品(お買い上げも可能です)
多田淑子(沖縄県無形文化財保持者) 花蔵織帯
宮平一夫 手花織帯 手巾織帯
宮平初子 綾中着尺 花織帯 手縞柄帯
ルバース・ミヤヒラ吟子(沖縄県無形文化財保持者)
花蔵織帯 花織帯 道屯織帯 絣帯
花蔵織帯 花織帯 道屯織帯 絣帯
首里織りという貴重な織物や製品を、倉敷で見ることができます。
着物の好きな方も、そうでない方も、是非倉の街倉敷新渓園にお越しください。
新渓園・遊心亭は、大原美術館に隣接する落ち着いた庭を眺められる素敵な日本家屋です。
その他にも町家が並ぶ本町・東町、近代的なレンガ造りの倉敷アイビースクエアなど、美観地区は見どころたくさんあります。
倉敷では様々な種類のイベントが開催されますが、イベントと一緒に倉敷観光を楽しんでいただき、倉敷の魅力を堪能していただければ幸いです。
皆様のお越しをお待ちしています。