井原線橋脚壁画
井原線橋脚壁画が完成したという新聞の記事を読み、鑑賞しに行ってきました。
まず目についたのは、真備東中学校の美術部員16人が共同制作したという、川辺宿駅東橋脚に描かれた「自然」をテーマにした縦2・4メートル横3・6メートルの壁画でした。
緑豊かな川岸を渡る井原線の橋を、遠近豊かに広々と描かれていました。
緑の中には、蝶々がとまり、トンボやテントウ虫など、小さな虫たちも描かれています。
長く続く鉄橋の側には、燕返しをしているような燕も描かれていて、おもわず頬を緩まされます。
真備町の豊かな自然が、のびのびと描かれていて、ゆったりと鑑賞したくなるのですが、残念なことに駐車中の車が一台、少し画面を隠していました。
橋脚の下は駐車場になっているので、致し方のないことですが・・・。
真備中学校の「いにしえ」というテーマの壁画。
縦2・6メートル横3・7メートルの作品で、ご覧のように、12単衣の女性二人が扇子を持ち、扇子には真備町特産の竹の図柄をあしらっています。
3年生の卒業制作だそうです。
いにしえの真備町をイメージしながら描かれたそうです。
壁画のすぐそばに真備中学校がありました。
壁画は毎年真備中学校と、真備東中学校の美術部の生徒さんが描き継がれているようで、他にもたくさんの作品が、橋脚を美しく彩っていました。
こんな感じで描かれていて、道行く人々を楽しませています。
平成17年度、真備中学校美術部制作。
平成20年度、真備中学校制作。
平成21年度、真備中学校制作。
平成22年度、真備中学校制作。
他にもこんな壁画があります。これは相当前から描かれていて、私たちの目を楽しませてくれていました。
ひょっとしたら、壁画の発祥の先駆者かも・・・!?
以上は今年度真備東中学校の「自然」を除き、井原線吉備真備駅沿線の橋脚に描かれている壁画です。
金田一耕助でもお馴染みの川辺宿駅。
平成20年度 真備東中学校美術部制作。
平成21年度、真備東中学校制作。
平成22年度 真備東中学校制作。
そして23年度はトップでご紹介したのいにしえです。
その年歳に、工夫を凝らしアィデアを絞り、工夫されている皆さんのいきいきとした顔が、思い浮かぶようです。
他にも川辺宿には、こんな壁画があります。
ご存じ金田一耕助のシルエット♪
こなに看板も・・・。
こんな案内板も・・・!!!
皆さんも是非、川辺宿駅から、吉備真備駅まで壁画を楽しみ、金田一耕助の跡をたどれる、真備町に、遊びにいらっしてください。
のどかな田園風景も各所に残っています。