「水江の渡し」と「愛宕山」周辺を散策
温かい日差しに誘われて高梁川に唯一残っている「水江の渡し」の舟に乗ってきました。
渡し場には桜の木があり、毎年お花見に来る人達がいるそうです。
「水江の渡し」から東に行くと御大師堂の近くに古墳があります。以前は草に覆われて見えなかったのですが、今ははっきり古墳とわかります。
入り口の高さは約2m、横は約2.5m、説明板が無いので良くわかりません。
高梁川の改修工事で沢山の古墳が壊され、無くなっています。
まだ調査されていない古墳が沢山あるそうです。
詳しいことは倉敷埋蔵文化財センターへ
倉敷埋蔵文化財センターホームページ
八幡山の中腹にある「川嶋の宮八幡神社本宮」です。今は里宮(遥拝所)が対岸にあります。日本書紀に「吉備中国の川嶋河の大?~」と記されているのはこの山の北側にの所で、川嶋河は現在の高梁川です。古代より八幡山のふもとに人々が生活し、この山をあがめていたことが河川敷だけでなく参道脇にも古墳や土器が沢山見つかっていることからわかります。
八幡神社の麓に酒津焼の窯場があります。
「水江の渡し」場から西に500mほど行くと高瀬通しの一の口水門(古地図には御領水門と記載)があります。閘門式水門を見学に来られる人が多くなりました。東側の河川敷に高瀬舟が水門に入る水路や砂止めが残っています。小田川を付け替える工事で、残されている水路や石垣などが無くなるかも知れません。
一の口水門の下流約1kmの所に又串水門があります。上側と下側にそれぞれに樋板を入れて水を調節していました。又水門内の石垣に鉄の輪が両方に5個づつあり今も残っています。水門小屋も上側と下側にあり現在は上側に小屋が残って、樋板もそのままあります。轆轤(ろくろ)にロープが巻きついたままであり轆轤の様子がそのまま見えます。又串は鴨方往来の道で、高梁川(江戸時代は松山川)を渡る渡し場で栄えていました。
又串地区の後ろ側の愛宕山にある愛宕神社と愛宕山公園です。桜の木も沢山あり、野鳥の声も聞こえます。
霞んで高梁川の河口が見えにくいです。手前は桜の木です。晴れていると四国の山、児島湾、小豆島なども眺めます。
船穂ワイナリーです。ワインをどうぞ。今、菜の花が咲いています。
愛宕山周辺の地図はコチラです
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