天城銀座
赤い土壁が美しい、天城銀座に行ってきました。
ナマコ壁がアクセントの昔ながらの建て方の家並みが続きます。
つい数年前までは、ここは天城銀座と言われる繁華街だったそうです。
向かいは美容院。お店の横にはこんな看板が立っていました。
天城保育園で、雪遊びをするそうです。
小雨でも結構とか。雪の降らない倉敷ではうれしいプレゼントですね。
みなさん是非遊びに行ってください♪
少し西へ歩いていくと、高梁市の次に古い建造の教会と言う、天城教会があります。
これは表門。
天城銀座があった道からは裏門になり、大きな木が印象に残りました。
裏門から入った教会の庭。
表門には、こんな教会の説明文があります。
県内では高梁キリスト教会に次ぐ古さを誇っていると書いてあります。
全文は是非現地で読んでみてください。
天城本町の街並みにある古い家並。ここは以前はお醤油屋さんだったとか。
龍吐水と書かれた古い看板はとても趣があり、ほれぼれと見上げました。
元は大地主だったという黒塀も美しい屋敷。天城街道が新しくできて、寂れてしまったのでしょうか。
今は住む人もないという大邸宅。こんな美しい黒塀の家を、現代ではとても建てることはできないと思いました。
やがて消えていく運命にあるとか、天城の大きな火が消えていくのかと、始めて訪れた場所でしたが、何とも残念に思いました。
倉敷の観光地が消えていくような寂しさを覚えたものです。
近くには藤戸寺や、盛綱橋、経ヶ島など、源平盛衰記で有名な物語に溢れた由緒ある観光地があります。
天城教会とともに、末永く残されないものかと、長く続く板塀を写したのでした。
上手く写せていませんが、美しい邸宅の黒塀です。
一生懸命に撮っていると、散歩中のワンちゃんの飼い主の方が、丁寧に教えてくださいました。
歴史のあるこの通りが、新しい住宅街に代わって行くのはいかにも残念そうでした。
藤戸寺を少し北に入った街並み、皆さんもどうぞもう一度、天城銀座を愛でに来てください。
地図はこちらになります。