
倉敷市船穂町堅盤谷にある高瀬通しの一の口水門から二の口水門を、広島県福山市のNHK福山の歴史探訪という講座で二回見学に来られました。今回は日曜日なので約40名の方がバスで来られました。講座の佐道弘道先生が日本で一番古い閘門式の水門の一の口水門、下流の二の口水門の事、高瀬通しの事などを歩いて説明をされました。二の口水門の傍にある白神源次郎の碑まで登られました。その後船穂ワイナリーへ。
二の口水門です
二の口水門は一の口水門より下流290m地点にあり、水流を二分する形で高さも位置も違う水門です。堤防側は高さ1.5m、幅2m、道路側は高さ3.5m、幅は2.5mです。
3mの高さの樋門をです。手前に四角い穴があります。

低い樋門です。水はこの高さまで溜まるようになっています。

佐道先生が高瀬通しの成り立ちや閘門式水門の話などを説明されていました。

一の口水門がある処の海抜は12mです。一の口水門の樋門は高さ約8mで、幅は約2.5mです。バスの止まっている道路の下に水路と樋門があるのです。道路の改修工事で見えなくなりましたが水路はあります。小屋の中には樋板を上げ下げした轆轤木があります(残念ながら中を見ることはできません)
一の口水門の記事はこちら
1/9 「パナマ運河より240年前の水門」