
倉敷市連島にある薄田泣菫さんの生家を訪ねてきました。ここには泣菫さんの最初に出版された詩集『暮笛集』、明治34年(1901年)『ゆく春』、明治38年(1905年)『二十五絃』『志ら玉姫』明治39年年(1906年)の『白羊宮』の本が大切に展示されています。また泣菫さんと親交が深かった与謝野鉄幹、晶子さん芥川龍之介さんや菊地寛さんなどの写真などが展示されています。
ゆったりと

お床には泣菫さんの自筆の掛け軸が掛かっていました。

阿ゝ吾が丈よ五千尺脚は下なる
野をふみて 頭は高く雲に入る
薄田泣菫

明治32年(1899年)に初めて出版された詩集『暮笛集』です。3版まで出されました。この『暮笛集』は3版目で満谷国四郎さんが表紙や挿絵を描いたものです。
明治27年に上京した時に満谷国四郎さんと知り合ったそうです。満谷さんは泣菫のさんの詩集の表紙や挿絵を数多く描いています。薄田泣菫顕彰会の三宅さんから色々な話を聞くことができました。

3月6日に泣菫さんの詩を歌うコンサートが開かれます。
問い合わせ 薄田泣菫顕彰会事務局 086-445-0974
ライフパーク倉敷 086-454-0010