由加神社本宮の豆撒き
2月3日、くらしき由加山厄除けの総本山由加神社本宮由加大権現本社(日本三大権現)の恒例の豆撒きに行ってきました。
http://www.yugasan.or.jp/ 由加神社本宮のHPご覧ください。
有名な備前焼の、あ・うんの像に守られた、これまた立派な備前焼の鳥居をくぐると、左側に節分豆撒き式のための紅白の横断幕に囲まれた舞台が、豆撒きの始まるのを、今か今かと待っているようでした。
横断幕に隠れるようにして、豊漁・魚供養の海水神社が、きょとんとした顔で、祀られていました。
その奥には、学問の神様、菅原道真公 御神像、商売繁盛の由加稲荷神社、などなど祀られていました。
その右奥に立派な由加神社本宮の祈祷殿に、大勢の参拝客が座って、
御祈祷の時間を待っていらっしゃいました。
何より圧巻だったのは、豆撒きが始まる前に行われた、地元の和太鼓グループ・児島瑜伽太鼓の奉納演奏でした。
ゲストのお笑いコンビ、フリータイムの二人の司会で始まった演奏は、聞く人を魅了せずにはおられない迫力ある演奏でした。
フリータイムのふたり
先生を説得して授業を抜け出してきたという小学生二人の熱演も、
その健気さとあいまって、拍手喝さいを浴びたのでした。
最後にリーダーの方が鬼に扮しての連打は圧巻で息のむ思いでした。
毎年節分の日に奉納して26年目になるそうです。
去年は雨の中25周年記念を盛大に執り行ったということでした。
小さな後継者も育ちつつあり、来年も再来年もさらなる躍進を祈って奉納するとの力強い言葉に、惜しみない拍手の音がいつまでも続きました。
素晴らしい演奏に酔いしれた後、待ちに待った豆撒きが始まりました。
前のほうで、夢中で写真撮っている間に、参拝客は境内いっぱいに集まっていたのには驚かされました。500人には上ろうかという人の数でした。
皆さんの一年良い年でありますよう祈りながら、早目に境内を後にしました。
カメラ大事で豆撒きの中に入れなかった私に、無料休憩所で一緒になった方が、
三袋取ったという中から、一袋くださったには感激しました。
福を分けてくださる由加神社信仰の方の温かみに触れて、感激しながら、
表参道の石段を下りて行ったのでした。