下津井大橋と干だこ
下津井大橋と干だこ
瀬戸大橋の一つ下津井大橋のたもとにある下津井漁港に行ってきました。
干だこ吊が始まったということです。下津井漁港にはたくさんの船溜りがあり、
干しだこが吊ってあるところまで、多くの漁船を見ながら歩きます。
そんなとき、大空を飛んでいた青鷺が、今まさに帆柱に止まったところでした。
羽根も乱れて・・・バランスをとっています。
下津井漁港を渡る下津井大橋です。
橋の見える小さな漁場で、干だこを焼いている漁師さんがおられました。
炭火の自家焼き、当たりに香ばしい匂いが流れていました。
さっそく一本と、所望したのですが、注文品とて、断られました。
でも一切れ自家製のたれにつけた美味しい干だこをふるまってくださいました。
美味しかったです♪お孫さんでしょうか、炭火につき切りだった少年が、気軽に
ポーズを撮ってくれました。
ユーモラスな干だこが、瀬戸大橋を見上げていました。
この一本はとても大きく、これをスライスして、特製のたれをつけて売るのだそうです。
漁場を見下ろす干だこ。
おりからたこ船が帰港してきて、即舟の上で商談が始まりました。
袋の中の蛸、にょろにょろと勢いよく動いていました。
商談の済んだ蛸たちは、すぐそばの生簀に放り投げられていました。
生簀の中で生かしたままの新鮮な蛸を売ったり、干したりするのだそうです。
観光客のカメラに慣れているらしい少年は、別のカメラウーマンに向かってポーズをとっていました。
ブログに載せていいと聞くと、快諾してくれました。
下津井漁港の周辺には下津井回船問屋など、観光地もたくさんありますが、
祇園神社も瀬戸内海を見下ろす絶好の場所です。
境内には咲いたばかりの山茶花がみずみずしく、これからの花の盛りを予感していました。
ここは映画、「釣りバカ日記18」のロケ地でもありました。
目の前を映画の一シーンのような、漁船が横切って行きました。あれはハマちゃん!?
一瞬そんな錯覚に陥らされる絶好のロケーションです。
さらに西に車を走らすと、いまは風の道となっている下津井電鉄の線路跡に
可愛い電車が格納されていました。
この電車には短歌で有名な俵まちさんも来られてニュースになりました。
また楽しいイベントが開催されることと思います。
倉敷から車で30分足らず、なにより海が素敵なこの漁港、昼から野暮用で
ゆっくり見物することが出来ませんでしたが、何度訪れても飽きない、この漁港。
瀬戸大橋、鷲羽山にも近く、多くの皆さんにぜひ訪れて楽しんでもらいたいと思ったものでした。