夜の美観地区観光
年間数百万人の人が訪れているといわれている倉敷美観地区。
昼間も情緒ある風景を楽しめますが、夜も昼間とは違った美観地区を楽しむことが出来ます。
10月12日に行われた「ひやさい」の一つ、「美観地区よるぷらん」へ同行しました。
体験プログラム「ひやさい」
「ひやさい」とは、美観地区などにある通りから一歩入ったところの入り組んだ細い路地のことで、この路地を倉敷では「ひやさい」と呼びます。
体験プログラム「ひやさい」は、この路地「ひやさい」のように、一歩踏み込んだ体験をして倉敷の魅力を知っていただこうというものです。
10月3日(土)~10月12日(月)までの開催と、もう終わってしまいましたが、普段から行っているイベントも多く、今回行われた「美観地区よるぷらん」についても、4月から9月までは22時、10月から3月までは21時まで、美観地区の夜間照明を楽しむことが出来ます。
美観地区よるぷらん
18:30スタートでしたが、スタート直後はまだ少し明るいです
さて、「美観地区よるぷらん」ですが、スタートは倉敷市観光休憩所をスタートします。
今回のイベントに参加された方々は、用意されたちょうちんを手に持ち、ガイドの方に案内されながら夜の美観地区を歩いていきます。
まずは倉敷駅へと続く倉敷中央通りを北上し、美観地区入り口を目指します。
美観地区の入り口へ入ると、倉敷川と並んで立っている柳の木が街灯の明かりに照らされた、情緒ある光景が見られます。
入り口から美観地区の奥へ入っていき、今橋へ近づくと、左手に大原邸、右手に大原美術館が見られます。
ライトアップされた大原美術館は、昼間とは違った表情を見せていて、とても綺麗でした。
大原邸を見た後も倉敷川沿いに夜の美観地区をちょうちん片手に歩いていきます。
倉敷川に映る夜の美観地区の光景はとても幻想的で一度は見ていただきたい光景です。
中橋のあたりでいったん倉敷川を離れて、一度本町通りを覗いた後、倉敷アイビースクエアへと向かいます。
旧倉敷紡績の工場であった倉敷アイビースクエアでは、参加者の方がガイドの方の説明を風景を眺めながら聞いている光景が見られました。
倉敷アイビースクエアを離れた後は再び倉敷川に戻ってきます。そして中橋を渡り倉敷館がゴールです。
約1時間の行程でしたが、景色を見ながら歩いているとあっという間でした。
夜の美観地区観光
現在、倉敷市は宿泊される観光客の方のために、夜の観光というものに力を入れて来ています。
倉敷、特に美観地区周辺へお泊りの際は、美観地区の夜間照明は必見です。
昼間とは違った、夜の美観地区が見せる幻想的な光景を是非見に来てください。