
上島提灯
(うえじまちょうちん)
倉敷エリア|平安~江戸時代の創業
江戸から続く提灯づくり
各種提灯製造販売




文化2年創業の老舗
上島提灯は屋号が示す通り江戸時代から続く提灯の老舗で、文化2年(1805年)に上島木工造氏が創業。当初は上島商店の名前で、提灯のほかに番傘の製作販売もしていました。一般実用品としての提灯の需要が少なくなった現在では、お祭りや正月の装飾用として神社や仏閣向けの製作を主に飲食店等にも卸しています。
代々伝わる製作技法
現在、上島提灯の灯を受け継ぐのは7代目の横山順子氏。先代であったご両親のもと、幼い頃から提灯づくりに触れながら育ちました。そして先代の引退を機に、「伝統を絶やすのが忍びない」との思いから後を受け継いで今に至ります。
提灯の基本的な材料は和紙と竹。昔ながらの手づくりで提灯が産み出されます。ちなみに提灯の製作方法はお店によって違いがあるそうで、表面の書体も代々伝わる独自の字体を元に書かれます。
提灯の基本的な材料は和紙と竹。昔ながらの手づくりで提灯が産み出されます。ちなみに提灯の製作方法はお店によって違いがあるそうで、表面の書体も代々伝わる独自の字体を元に書かれます。
時代に合わせた営業展開も
本町通りに大小の提灯を提げた店舗が並び、観光客も立ち寄っていきます。観光で訪れた外国人から注文を受けることもありますが、基本的には代々のお客さんが多く、納めた提灯の修理なども請け負っています。また、お客様からの依頼で店舗の一部をギャラリー及びスペースとして貸し出しもされています。
職人として技術にこだわりながら提灯づくりを続けてお客さんに喜んでもらうことが何より、と語る横山氏。
職人として技術にこだわりながら提灯づくりを続けてお客さんに喜んでもらうことが何より、と語る横山氏。
所在地
〒710-0054 倉敷市本町10-5
電話番号
086-422-3183
代表者
横山順子
創業
文化2年(1805年)
従業員数
2
関連リンク
買う「上島提灯 上島商店」
https://www.kurashiki-tabi.jp/buy/buy-33828/