倉敷脱脂綿

倉敷エリア|雑貨・繊維製品

昔から変わらぬ製法で作られる、ふっくらやわらかな脱脂綿

天然の綿花による脱脂綿の製造

天然綿花100%の脱脂綿

 倉敷脱脂綿は、「暮らしの中できちんと使われるものを丁寧につくる」という考えのもと、昔から変わらない機械と製法で作られています。原料は天然の綿花100%。「後晒し製法」という方法で作られます。まず、綿花をほぐしながら汚れやゴミを取り除いた後、カード機(すき綿機)で綿をすきほぐし、繊維をそろえて薄いシート状にします。それを用途に合わせた厚みに重ねてロール状に巻き、釜につめて、脱脂、漂白、水洗い。脱脂をすることによって油分が取り除かれ、吸水性を持たせることができます。その後、脱水機で水分を取り除き、乾燥させ、裁断、包装し、脱脂綿の完成です。行程では必要以上のことはせず、できるだけ綿に負担をかけないことで綿本来の良さが引き出され、しっとりふっくらした、やわらかくてやさしい脱脂綿になるそうです。
 
 医療用や化粧用、赤ちゃんのおしりふき用などの脱脂綿は、OEMとしても全国の病院やドラッグストア等に提供。精密機械の清掃にも使われていて、傷がつきにくいと評判です。脱脂綿の柔らかさや厚さなどは用途によって異なりますが、その違いは数種類の綿花の配合だけでつくりだしているとのこと。綿花は、インドやメキシコ、アメリカなど世界中から厳選して輸入しており、産地や気候、品種によって特徴が異なります。特徴が違う綿花を少しずつ合わせ、やわらかいものからこしのあるもの、ふっくらしたものから薄いものまで作りわけています。

赤ちゃんの肌にやさしいオーガニックコットン

 倉敷脱脂綿を代表するのが、オーガニックコットンで作る「わたのおしりふき」。赤ちゃんの肌はとても敏感。しかも、おしりは何度も拭かれます。「わたのおしりふき」は赤ちゃんのおしりに合わせた最適な配合によって作られた、ふんわりとした柔らかさと、汚れを拭き取るための水分の吸収性があるコットンです。
オーガニックコットンとは、3年間農薬や化学肥料が使われていない農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花のこと。自然のまま育てられるので綿花の品質が安定せず、産地によっても特徴が大きく異なります。そのため、昔ながらの機械と相性を合わせるのに大変苦労したそう。オーガニックコットンの配合を変え、何度も実験と研究を繰り返し、やっとのことで製品にできる配合に辿り着きました。できあがった綿は、通常のどの綿よりも柔らかく、しっとりとした仕上がりになりました。

時代の流れに沿って

 倉敷市連島は江戸時代から綿花の栽培が盛んで、明治になると紡績工場が多数誕生し、繊維のまちとして発展していきました。その流れの中で、テイメン株式会社は1942年に創業。100年もの時を刻み、今なお産業遺産にも認定された機械での製造が続いています。
 この度テイメン株式会社は、東証プライム市場上場会社 株式会社瑞光の100%子会社である株式会社COTEXとの間で、更なるコットンの持つ可能性の探求と高品質生産の基盤強化を目指して製造部門を事業譲渡しました。日本に於いて数少ない後晒手法による高品質コットン製品の生産に加えてコットンの新しい機能性の実現、新たな汎用分野への多角的な挑戦を掲げて、株式会社COTEXと共に、国内外に向けて歩みを進めてまいります。
(2024.12更新)

事業者名

テイメン株式会社

所在地

倉敷市船倉町1700-3

電話番号

086-486-3390

ホームページ/ECサイト

https://www.teimen.co.jp/
http://www.teimen-online.com/