塩むし天然真鯛(㈱志ほや)

玉島エリア|地場食品

選りすぐりの国産天然真鯛を伝統製法で仕上げた逸品

玉島に受け継がれる極上の鯛料理
「塩むし天然真鯛」

江戸時代、塩田が広がる地域で誕生した特別な料理「鯛の浜焼き」
「鯛の浜焼き」は浜の釜屋で塩を作る工程で、新鮮な鯛を熱い塩で蒸し焼きにします。
見た目にも美しく、ふんだんに塩を使用して製造されるため、当時は、貴重で高価な逸品とされていました。
 志ほやを創業した中塚家も、かつてこの「鯛の浜焼き」を塩田で製造していましたが、明治38年に塩が専売化されたことにより、製塩業から撤退、製造の中止を余儀なくされました。
 それでも、中塚一碧楼とその兄の「鯛の浜焼き」に対する情熱は冷めることなく、一度途絶えたかつての味を再現するため試行錯誤を続けました。
 そしてついに、「志ほや独自の鯛の浜焼き」が誕生しました。
 
 新傾向俳句の口語自由律の俳人でもあった一碧楼が「塩むし桜鯛」と命名した後、志ほやの老舗の看板商品として売り出し、志ほやでは現在まで伝統の味を守っています。
また、塩むしにすることで、手間をかけずそのまま美味しく食べられるため、世代を問わない味わいは、贈られた側も喜ばれます。
 当時と変わらぬ製法で伝統を守りつつ、商品に新たな魅力を加えるため、2024年11月から商品名を「塩むし天然真鯛」に改め、新しい装いで皆様へお届けしております。
 
商品の風情と魅力をより一層引き立てるため、これまでの伝八笠(でんぱちがさ)に包まれていた包装に変わり、風呂敷で鯛を包んでおります。
配送専用箱にも「伝八笠」柄をあしらい、伝統を今に引き継ぎます。

伝統製法でつくり続ける

本釜に塩を敷き詰めて、こもに包んだ国産天然真鯛を置き、塩でサンドして蒸していく製法ですが、なんと釜1つに500kgもの塩を使います。「志ほや」ならではの伝統製法で蒸しあげた天然真鯛には鱗がついているので、塩に埋めても身の中に入る塩味はわずか。はりのある白身のふくよかな味わいは、焼き魚とも蒸し魚ともどこか違う。塩辛くなく身に潤いがあって、そのままで十分に旨味を感じられます。
※お召し上がり方説明書と専用醤油タレが付いております。
 
約2時間塩蒸し焼きにした後、わらの香りと塩の風味が漂う中で慎重に鯛を取り出し、すぐに吊るして1時間ほど急速に冷ますと、身が引き締まって色よく仕上がります。
 
お祝いの席や豪華な食卓が華やぐ存在感の塩むし天然真鯛は、地元に根付いた伝統の逸品。法人ギフトやおめでたい席、お祝いごとに大変ご好評です。
(2025.1更新)

団体名

株式会社 志ほや

所在地

〒713-8125 倉敷市玉島勇崎991

電話番号

0120-753-408

代表者

池上 英子

ポイント

贈答用食品の加工製造ならびに販売、果物の販売・特産品の販売

取扱店舗

志ほや 玉島店、天満屋 岡山店
志ほや 岡山店

ホームページ

https://www.shihoya.co.jp 

ECサイト

https://www.shihoya.shop/ 

関連リンク

大正時代創業の老舗「株式会社 志ほや」
https://www.kurashiki-tabi.jp/rm_shop/rm-shop189/